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お知らせ

桜の舞う3月下旬、東京を舞台としたアントレプレナーシップ研修を実施いたしました。参加したのは東京都杉並区にある佼成学園高校グローバルコースの高1生たちです。当校とは2カ年にわたる複合型プログラム「Project:LEAP」を走らせています。ラーニングデザイナー Ryo Asaokaと Yu Nagaiが担当しました。

もともとの計画ではベトナムへの研修旅行を企画していましたが、コロナ禍により断念。地元東京で3日間という限定的な状況であっても、非日常の体験をし、ふだん触れることのできない起業関連の人や場所に出会うことを目的に設計しました。1年間、授業のなかでアントレプレナーシップのプロジェクトを進めてきた生徒たちは、この研修ではチームをシャッフルして3日間限定の特別チームを編成。お題を提供してくれたEdTech領域のベンチャー企業 LearnWizさんの問いかけ「高等教育における教育課題をどう解決するか？」に対してさまざまなアイデアを構築しました。教室の中ではなく街に繰り出しておこなう活動は生徒にとっても新鮮だったようです。

実は「起業のしやすさ」の世界ランキングで9位（2021年）に急上昇してきた東京の街には、さまざまなインキュベーション施設や実践者に満ちあふれています。今回はそのなかでも代表的な施設を訪問して大学レベルの講義を受けたり、身体を使った創造性開発のワークショップを体験したり、起業経験者とのディスカッションをおこなったりすることで、問題の着眼点や解決アイデアの改善などを高密度に実践することができました。

最終発表では再びLearnWizさんに講評を頂き、「3日間で出てきたアイデアとは思えない」「単純にいいアイデアなだけでなく、社会構造にもインパクトを与えうる」とコメント頂くなど、イキイキとした発表が連続しました。「時間が限られたなかでもインタビューやプロトタイプなど”行動”に労を惜しまないチームが多かった」と総評いただいたとおり、この1年間の実践の成果が目に見えた3日間でもあったと思います。

「Project:LEAP」はここから2年目に突入し、さらに実践度を高めたプロジェクトの推進や、外部大会へのエントリーをしていきます。佼成学園の今後の活躍に乞うご期待です！

▼今回のプログラムの様子を先生が動画にまとめてくださいました！https://drive.google.com/…/1ibeZ3KePf-Ajo0…/view…

▼今回お世話になった方々

・東大発のEdTechチーム LearnWiz（https://one.learnwiz.jp/）

・CIC Tokyo（https://jp.cic.com/）

・Venture Cafe Tokyo（https://venturecafetokyo.org/）

・Startup Hub Tokyo（https://startup-station.jp/m1/）のトーキョードカンコミュニティ

・ちよだプラットフォームスクウェア（https://www.yamori.jp/）

▼佼成学園 Project:LEAPの全体像を紹介した記事はこちらhttps://www.facebook.com/1479111399047756/posts/2674231622869055/?d=n