海外に住む夢を一歩ずつ

CASE
実績

  • 参加者事例
  • N高等学校 三崎 奏子さん

海外に住む夢を一歩ずつ

INTRODUCTION記事紹介

将来、海外に住むことを考えている奏子さん。海外で暮らすために、英語力を高めるだけでなく、様々な力をつけていこうと日頃からリンガハッカーズを最大限活用してくれています。また、その日頃の鍛錬をもとに挑戦する場として、夏の短期プログラムSpark!にも参加。新たな刺激を元に、さらなる高みを目指して挑戦する奏子さんに、その想いと目指すところをお伺いしました!

PROGRAMS
プログラム

2020年
放課後インターナショナルLinguaHackers

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世界最大教育系出版社ピアソンが選んだアジアNo.1英語教師嶋津幸樹監修の特別プログラムです。英語4技能だけでなく、世界に羽ばたくために必要なグローカル3技能を鍛えられます。

2020年
アントレプレナーシップ研修Spark!@Tokyo

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日本のイノベーションの聖地である東京で、その最先端の起業家達と出会いながら、自らもアントレプレナーの一員として挑戦をする2日間のプログラムです。予測困難な時代な変化の波を乗りこなして“幸せを描き、生き抜く”ための学びを獲得します。

タクトピアの英語学習プログラム、リンガハッカーズに参加してくれていますが、何がきっかけだったんでしょうか?

母がタクトピアの創業者である白川寧々さんの本をきっかけにリンガハッカーズを知って、私に勧めてくれました。母は以前から「一度は海外に住む経験をしておくと良いよ」と言っていて、英語の良いプログラムや場を探していたそうです。それで見つけたのがリンガハッカーズでした。私も英語力を高めようと思っていたので、「面白そうだな」と無料体験に行ってみました。


お母さんの「海外に住む経験を」という言葉の影響が大きいんですね。その言葉を聞いた時はどう思いました?

その時は、不純な理由だと思うんですが「海外ってかっこいいな。」と思いました。(笑)あと、その時に母から「これからはいろんな国の人とチームを組んで働く時代になるし、それはあなたに向いていると思う。そのためにも一度は日本以外の国で生活をしてみると良いよ。」と言われて、それから海外に住むことを考え始めました。


実際に海外に行った経験はあるんですか?

中学1年の時にフィリピンのセブ島で3ヶ月ホームステイした経験があります。最初は母や妹たちと一緒に6週間滞在して、セブの大家族の中で英語レッスンしたり離島に行ったり毎日楽しく過ごしました。終わるころには「もうちょっと居たい」と思うようになっていて、私だけ一人で残ってもう6週間ホームステイさせてもらいました。でも実際に残る時には、空港で家族を見送る時に寂しくなって泣いてしまいました。そこから1〜2日位はホームシックで泣きに泣きまくって、もう無理だって思ったんです(笑)。その時にホームステイ先のファミリーがビーチに連れて行ってくれたり、映画を見たり寄り添ってくれました。みんな明るくて優しくて、それが凄く居心地が良かったんです。本当の家族のように接してくれました。そしたら6週間はあっという間で。多分、その頃に母から「将来海外に住んでみたら?」と言われて、セブ島での経験もあったので「海外行こう」ってなりました。


そうなんですね、その後の生活でも海外は意識し続けたんでしょうか?

そうですね、中学2年でも1ヶ月だけですが、セブ島の同じ家に一人でホームステイに行きました。みんなが「おかえりー!」と迎えてくれました。この時は英語をしっかりやりたくて語学留学として行きました。中学3年生の時は、受験のために夏休みは勉強漬けで行けませんでした。今思えばそんなに勉強しなくてよかったのに。まぁ無駄にならなかったんですけど、行けたらよかったなと思いました。それで中学3年生の時は、フィリピンに行けないこともあり、母の勧めでリンガハッカーズに行きました。


リンガハッカーズは英語を話す機会が非常に多いプログラムですが、英語で話すことにハードルはなかったですか?

語学留学や中3の時に国際交流の手伝いをしたことで、日本語以外を話す人と英語で話す楽しさや、自分の英語が通じた時の嬉しさや喜びを持つようになりました。なので、母に「リンガハッカーズという英語を学ぶプログラムだよ」って言われた時に、英語なら行っても良いかもと思いました。


リンガハッカーズを実際に受けてみてどうでしたか?

思ったよりも、英語でのディスカッションや会話が多くてびびりました(笑)。でもスタッフの皆さんが温かくサポートをしてくれるので、その温かい雰囲気で続けられるなと思いました。特にリンガハッカーズの中のインタラクティブ(参加型対話授業)は、日常に英語を話す場がないので、貴重な場になっていると思います。色んな人とディスカッションする中で難しいなと思うことも結構あって、単語がわからなかったり、自分の考えが全然出てこないことが毎回ありました。特に、自分が今まで考えたこともないような分野のトピックは大変でした。


今までに特に印象に残っているトピックはありますか?

世界で進んでいる昆虫食の話ですね。「昆虫って食べられるんだ、本当に食べる人いるんだ!」という驚きがあってすごく面白かったです。いずれ自分も食べるのかなあと。


自分の中でリンガハッカーズを受ける前と後で変わったことはありますか?

自分達の世界は日本だけじゃないと、改めて考えさせられます。リンガハッカーズでは、バイリンガルのリンガコーチが他の国での常識や教養をいろいろ教えてくれます。たとえばアメリカでは履歴書に出身学校も、国籍も、年齢も書かないのが一般的だそうです。そうやって提出者のプライバシーを守っているという話を知って、日本はその点まだまだだなと思いました。

進路についても考えが変わりました。将来は海外に行こうと漠然と考えていたものの、大学で海外に行くという考えは全然頭にありませんでした。でも、最近は色んな人が海外に留学している話を聞いて、海外の大学がいいなと思い始めました。海外大学に行くためにも、英語の勉強や色んな経験を積んでおく必要性を、Spark!(アントレプレナーシップ研修Spark!@Tokyo)やリンガハッカーズでの個別面談で教えてもらえました。なので、海外進学のために資格をとったり、色んな経験を積んだり、自分の考えを発信したりしていかなきゃなって、今後何をしたらいいか具体的になりました。海外大学に進学したら、日本以外の色んな国の人と話したいなと思っています。何か新しい、自分の知らない文化とか習慣とかを知るのが面白いなと思ったので、コミュニケーションを通じて知りたいなと思いました。


アントレプレナーシップ研修Spark!@Tokyoに参加してくれましたが、なぜSpark!に参加しようと思ったんですか?

夏休みにタクトピアのイングリッシュキャンプに参加する予定が、新型コロナウイルスの影響でなくなっちゃって。代わりに何かしようと思っていたところ、Spark!の企画を知って申し込みました。実はイングリッシュキャンプのように英語を学ぶものと思い込んでいて、参加直前にアントレプレナーシップを学ぶ企画だと気づいて、めちゃめちゃびっくりしちゃって(笑)。「起業家の話を聞くんだー!」と思いました。起業って全く想像つかない分野で、未知のプログラムすぎて前日まですごくドキドキしていたんですよ。「どんなことやるの?!」って。あとは「アントレプレナー」という言葉は少し聞いたことがある程度だったので、何だろうなと。


Spark!がはじまった時はどうでしたか?

会場に集合した時は、すごく緊張していました。自己紹介では何を言えばいいかわからなくて、「自己紹介の順番が最初にきませんように」と思っていました(笑)。

その後、宇宙分野のベンチャー企業を訪問して、起業家に対するイメージが変わりました。起業家って変わった人がいっぱいいて自分とは違う世界だと思っていたんですけど、社会や周りをしっかり見てニーズを捉えて起業されていたので、「起業って身近なんだな、自分でもやろうと思えばできるんだな」って思いました。


企業訪問では「まずは自分のことを知るのが1番大事、自分のこと知らなきゃ始まらない」ということを感じました。「どうやって自分のことを知ればいいんだろう?」と思っていたら、自分のことを知るワークも用意されていて、プログラムの構成がすごいと思いました!そのワークで、自分の経験や考えを整理することが大事だなと身をもって感じました。


会社訪問は初めての経験で、「やっぱり東京のビルはすごく綺麗だなぁ、こういったビルで働くの素敵だなぁ」って思いました。ザ・都会、みたいな高層ビルに憧れます。


Spark!で挑戦をした「身近な人を幸せにするアイデア創造」はどうでしたか?

身近な人を助けるためのアイデア創造だったので、取り組みに対してモチベーションが高くなりました。自分でアイデアを出して、アイデアを具体的にして、最終的にそのアイデアを発表するという一連の活動に達成感があって、すごく楽しかったです。


Spark!での一番の学びは何でしたか?

2日目に訪問したベンチャーカフェの話に一番共感して、学びになりました。行動をなにか起こす大切さや、行動を起こす時にはリスクを考えて行動する事を教わりました。ブラックボックスなど具体的なたとえ話を交えて教えてくださったので、すごくわかりやすかったです。私は目の前のことに飛びついちゃうタイプなので、リスクを考えて、まずは自分が今持っているもので新たな行動を起こしてみるという話がとても刺さりました。

他にも、読書をよくされているという話を聞いて、自分は全然本を読んでなかったので、本を読もうと思いました。まずは新聞の一面を読むことから始めています。


Spark!をやりきってどうでしたか?

プログラムが濃厚で、とにかく学ぶことや刺激が多い2日間でした。いろいろな事を学びましたが、私の中で1番の課題になったのが「質問する力」です。Spark!では必ず各ワークに質問タイムがあって、私は毎回すごくドキドキして変な質問をしないようにしていました。でも帰ってから「もっと質問を考えられたんじゃないかな」と思いました。Spark!の質問タイムで気付いたのは、質問によって自分には無い別の考えを知ることができる、ということです。質問は一方的に話を聞くだけじゃなくて、質問をすることで会話になっていくことに気づき、「質問って会話なんだな」と気づけた貴重な機会だったと思います。

Spark!の後、中田敦彦さんのYouTubeで質問力という動画があったので見てみました。その動画では、「その質問は本当に必要ですか?」というフィルターに通すと良い質問ができると言っていて、これは難しいそうだなと思ったのでまずは質問の数で勝負しようと思っています。それで慣れてから良い質問を抽出していこうって思いました。


色々行動を起こしていますね。リンガハッカーズやSpark!などタクトピアのプログラム全体を受けて何か変化はありましたか?

全部通して、行動を起こすことと、継続することの大切さを学んだなと感じています。リンガハッカーズでは継続してコツコツ勉強している人が多いです。自分は途中で止まってしまうタイプなので、継続が大事と気づいてからは、1日1単語でいいから毎日やるとか、新聞を読むとか、自分を律して継続していくことを心がけています。そしてその先には海外大学に行くという最終的なゴールがありますが、1人でやっているとやっぱり折れるんです。でも、リンガハッカーズの人たちやSpark!で出会った仲間と今でもLINEをしていて、「一緒に頑張ろうね!」と頑張り合うことで継続できているんだと思っています。

今は、リンガハッカーズの大学生スタッフであるあかりさんの話を聞いて、オランダのライデン大学に興味があります。ライデン大学はリベラル・アーツを学べるそうです。

Spark!の後にはリンガハッカーズの夏休みの3日間特別企画にも参加して、色んな大学の話を聞きました。その中でもオランダの雰囲気が面白くて今すごく興味を持っています。


奏子ちゃん、ありがとうございました! 感じたこと、学んだことに素直に向かっていく奏子ちゃんの姿はとても素敵ですね。 色々な刺激を吸収して、目指すゴールに真っ直ぐに取り組んで行く奏子ちゃんのことを、これからも応援しています!一緒に頑張っていきましょう!